キレットへは岩壁上の獅子鼻から戻り、ガレ場を下ります。
ここは、何十年もずるずるの厄介なザレだった。物量と熟練の技でうまく整備出来てます。感謝。
高度感ある岩場を浮石に注意して下ると、有名なハシゴです。
キレット下降の核心部。 もう少しで一息つけます。
そこで休憩。緊張から回復します。
振り返れば、どこ降りたんだろう状態。
キレットの底は足取りもはかどります。
八ケ岳からも良く見える、槍穂高あの凹みです。
楽しんでいかないと、すぐ終わっちゃいます。
大きなパーティーがあるとスレ違いが困難。 5~6人同志でも、繋がって歩くのではなく一人一人がすれ違える場所に居ないと動けません。
下りは壁状、足場をよく見てコースを辿ります。
ここから北穂の登り。 広いようで落石をよけられる場所は案外狭いです。
飛騨泣きの記念写真、でも、体の後ろのルートを採りたかったような。
北穂の登りは、岩質が浮石っぽいので、前後パーティーとの間隔の取り方や位置関係の判断が重要です。
お昼近く、お約束のガスが滝谷ムードを盛り上げる。 頂上も近い。
これもまた、お約束。
つづく